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【Vol.12】AdBlue®は冬に凍る? 寒くなる前に知っておきたい3つのポイント

朝晩は少しずつ涼しくなり、秋の気配を感じる季節になってきました。

これから気温が下がっていく中、トラックやバスなどの車両も少しずつ冬への準備が始まります。

スタッドレスタイヤへの交換やバッテリーの点検など、冬の車両管理にはさまざまな項目がありますが、実はAdBlue®にも「寒さ」に関係する特徴があることをご存じでしょうか?

今回は少し早めの冬支度として、寒くなる前に知っておきたいAdBlue®の3つのポイントをご紹介します。

【ポイント① AdBlue®は約-11℃で凍り始めます】
意外と知られていませんが、AdBlue®は気温が約-11℃になると凍り始めます。

AdBlue®は尿素32.5%と純水67.5%から作られているため、水と同じように低温になると凍結する性質があります。

特に北海道や東北、標高の高い地域などでは、冬場に-11℃を下回ることもあります。

「AdBlue®が凍ったら車は走れなくなるの?」
と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。

ご安心ください。多くの車両にはAdBlue®タンクや配管を温めるためのヒーターが備えられており、低温環境での使用を考慮した設計となっています。ヒーター搭載車であれば、凍結しても自動的に解凍されるため、通常は走行に支障ありません。

そのため、AdBlue®が凍結すること自体は異常ではありません。

【ポイント② 凍結しても、解凍すれば再び使用できます】
もう一つ知っておきたいのが、
「一度凍ったAdBlue®は使えなくなるのか?」
という点です。

実はAdBlue®は、凍結したからといって品質が失われるわけではありません。
適切に解凍し、液体の状態に戻れば再び使用することができます。

ただし、早く溶かそうとストーブやバーナーなどで直接加熱したり、異物や他の液体を混ぜたりすることは避けましょう。また、解凍後も高温になる場所での保管は品質劣化の原因になります。

AdBlue®はSCRシステムに使用されるものだからこそ、正しい方法で取り扱い、品質を保つことが重要です。

【ポイント③ 冬場は「保管場所」にも注意】
車両だけではなく、予備としてAdBlue®を保管している場合にも注意が必要です。

特にBIB(バッグインボックス)やポリ容器などで屋外保管している場合、寒冷地では容器内のAdBlue®が凍結する可能性があります。

一方で、高温も品質劣化の原因になります。極端な低温・高温になる場所を避け、直射日光や雨風の影響を受けにくい場所で保管しましょう。

また、AdBlue®を取り扱う際には、ゴミやホコリなどの異物が入らないよう注意することも大切です。

冬場に限ったことではありませんが、保管環境や取り扱い方もAdBlue®の品質を守る重要なポイントです。

【少し早めの冬支度を】
AdBlue®は普段あまり意識することのない存在かもしれません。

しかし、トラックやバスなど多くのディーゼル車にとって、日々の運行に欠かすことのできないものです。

だからこそSchatzでは、季節や地域を問わず、お客様が安心して車両を稼働できる供給体制づくりを進めています。

本格的な冬を迎える前に、タイヤやバッテリーだけでなく、ぜひ一度AdBlue®の保管場所や在庫量も確認してみてはいかがでしょうか。

「必要なときに、必要なAdBlue®がある。」
そんな当たり前を守るために。

Schatzはこれからも、AdBlue®の安定供給を通じて皆さまの車両運行を支えてまいります。

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